

2016年07月08日 (金) | 編集 |


本日は前編の続きです

窓をピシャリと閉められ
取り残された私でしたが
実はそのすぐ側では
二十歳前後のカップルが

別れ話をしていたんですよ


本当に小さな神社なので
境内全体を写真に
収めたかったのですが
そのカップルがいたために
写真が撮れませんでした


駅からは少々離れているし
明治神宮や靖国神社のように
全国区に名前が知られた
神社ではないので人気はないし
日陰も多く涼しくて
話し合いの場所には
最適だったのかもしれません


どうせなら端っこに座って
話せばいいのに
割と目立つ所で話しているので
××君とはもうやっていけない
とか
そんな事言うなよ~
これからはちゃんとするから
とか
断片的に話が聞こえて
来るんですよね


本来なら空気を読んで
立ち去るべきなのでしょうが
いくら小さい神社といっても
前編でご紹介したように
由緒ある神社なので
重要文化財の写真を
納めたかったのと正直
そう何度も来たいという程の
神社ではなかったので
私は何も見てません

私は何も見てません

私は何も見てません

と、心の中で

写真を撮る事にしました


そんな張り詰めた空気の中
撮った写真は古くから
下宮比町一番地の
旗本屋敷にあった

▲宮比神社
現在の社殿は
戦災で焼失したものを
昭和






再建したものだそうです


この宮比神社の前には
お百度参りをする時の
標識として使われる

▲百度石
その隣には江戸時代の
寛文





造立された
太陽と月・桃の木・二匹の猿を
あしらった舟型の

▲庚申塔(こうしんとう)
本来、庚申塔は
青麺金剛(しょうめんこんごう)や
皆さんご存知であろう
見ざる、言わざる、聞かざるの
三猿を刻んだものが
多いんだそうです


なので二猿であり
牡猿・牝猿がどちらも
桃の枝を持った姿で
表現されている点が
極めて珍しいそうですよ


その事から縁結びの神や
交通守護の神としても
古くから人々に
信仰されてきたんだそうです


ちなみに
公孫樹の大木である

▲ご神木
を中心に左から
宮比神社、百度石、庚申塔
と並んでいたのですが
右脇にある手水舎の
すぐ隣にカップルが座って
別れ話をしていたのでした


という彼の熱い思いとは裏腹に
彼女の方は冷めきっており
第三者の目からみても
修復は不可能な感じでした

それでも彼の中の
安西先生(※)が
(※漫画スラムダンクに出てくる登場人物)

と言っているのか
一歩も引かず話し合いは
エスカレートしていき
そのうち

何故俺の気持ちが
分かってくれないんだ

と、大声で叫んだかと思うと
大号泣し始めました


その瞬間
あっ、こりゃダメだ

私でも別れるわ


な~んて思っていたら
彼女の方も
泣きじゃくる彼の姿を見て
益々一緒にいれないと
思ったらしく決定的な
一言を叩きつけました


さすがに
居たたまれなくなった私は
これ以上

をする事も出来ず
筑土八幡神社を
後にする事にしました

そんな訳で
隅々まで境内を見る事は
出来ませんでしたし
縁結びの神様である
庚申塔の近くで
大号泣していた彼の姿を
思い出すと何だかとっても

人生色々ですね

今日の一言
『号泣し 別れないでと すがる彼

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この記事へのコメント
大号泣ですか。。。
どこかの議員さんを思い出しちゃいます。
写真を撮る振りをして、動画撮っていたりしませんよね(笑)
どこかの議員さんを思い出しちゃいます。
写真を撮る振りをして、動画撮っていたりしませんよね(笑)
2016/07/08(Fri) 22:29 | URL | とらとら #-[ 編集]
どこでもこの手の話はあると思いますが、
神社や仏閣に、
カップルが訪れると、
まず間違いなく分かれてしまう。
ところが、
独身の男女が訪れると、
良縁に恵まれる。
若い頃は、
何故神様や仏様が人を別れさすのか、
わかりませんでした。
私自身、
若くて人生が最も惨めだった頃、
全くの無宗教のくせに、
大好きな古本屋街の近くにあった、
観音様のお寺を通るたびに、
「せめてもう少し、
自分自身が人生を、
まともに生きられるようにしてください。」
そう手を合わせ、
お賽銭も少しは上げて、
三か月以上、
お参りしたら、
職場のおばさんが、
女性を紹介してくれて、
それが今の奥さんです。
思わず、
「彼女をくれと頼んだ覚えはない」と心でつぶやいたが、
それ以来、
本当に人生が好転しました。
子供が生まれて、
何故神仏がカップルを別れさすのかがわかった。
「おいおい、この男だけは止めとけ!」
「こんな金遣いが荒い女よりもっとましなのが居る!」
私なら、
良いお嬢さんや若者が、
不幸な結婚になるのがわかっているなら、
別れさせます。(笑)
きっと神仏も、
同じ思いなのでしょう。
きっと二人は、
別れた方が良かったのです。(^‿ ^)
神社や仏閣に、
カップルが訪れると、
まず間違いなく分かれてしまう。
ところが、
独身の男女が訪れると、
良縁に恵まれる。
若い頃は、
何故神様や仏様が人を別れさすのか、
わかりませんでした。
私自身、
若くて人生が最も惨めだった頃、
全くの無宗教のくせに、
大好きな古本屋街の近くにあった、
観音様のお寺を通るたびに、
「せめてもう少し、
自分自身が人生を、
まともに生きられるようにしてください。」
そう手を合わせ、
お賽銭も少しは上げて、
三か月以上、
お参りしたら、
職場のおばさんが、
女性を紹介してくれて、
それが今の奥さんです。
思わず、
「彼女をくれと頼んだ覚えはない」と心でつぶやいたが、
それ以来、
本当に人生が好転しました。
子供が生まれて、
何故神仏がカップルを別れさすのかがわかった。
「おいおい、この男だけは止めとけ!」
「こんな金遣いが荒い女よりもっとましなのが居る!」
私なら、
良いお嬢さんや若者が、
不幸な結婚になるのがわかっているなら、
別れさせます。(笑)
きっと神仏も、
同じ思いなのでしょう。
きっと二人は、
別れた方が良かったのです。(^‿ ^)
2016/07/09(Sat) 00:09 | URL | motomasaong #-[ 編集]
別れは、
次の縁への
第一歩です。
次の縁への
第一歩です。
2016/07/09(Sat) 03:24 | URL | micia #-[ 編集]
おさるさん・・・すてきですね。
わたしは、泣く男に弱く・・・二度ほど、涙でほだされた経験あります。
わたしは、泣く男に弱く・・・二度ほど、涙でほだされた経験あります。
2016/07/09(Sat) 07:54 | URL | なのはなS #-[ 編集]
号泣議員のようなわざとらしさがなかっただけ
切なかったですよ( ノД`)シクシク…
彼氏が泣き出してからは、その場に
いれるような空気ではなかったです(><)
切なかったですよ( ノД`)シクシク…
彼氏が泣き出してからは、その場に
いれるような空気ではなかったです(><)
2016/07/10(Sun) 22:33 | URL | みなりな #sSHoJftA[ 編集]
くっつくのも別れるのも自由ではありますが
私が帰ってからにして欲しかったです(><)
まぁ、その空気の中で写真を撮っている
私も私ですが(苦笑)さすがの私も彼氏が
泣き出してからは帰らざるを得ませんでした!
私が帰ってからにして欲しかったです(><)
まぁ、その空気の中で写真を撮っている
私も私ですが(苦笑)さすがの私も彼氏が
泣き出してからは帰らざるを得ませんでした!
2016/07/10(Sun) 22:35 | URL | みなりな #sSHoJftA[ 編集]
本当にそう思います!
ダメだと思ったら、さっさと次を
見付ければいいんですよね!
若いんですから^^
ダメだと思ったら、さっさと次を
見付ければいいんですよね!
若いんですから^^
2016/07/10(Sun) 22:36 | URL | みなりな #sSHoJftA[ 編集]
お猿さん、だいぶ風化しつつありますが
まだまだ頑張って?欲しいです^^
なのはなSさんは優しい方なんですね^^
私は一気に冷めてしまってダメですね(^^;
まだまだ頑張って?欲しいです^^
なのはなSさんは優しい方なんですね^^
私は一気に冷めてしまってダメですね(^^;
2016/07/10(Sun) 22:37 | URL | みなりな #sSHoJftA[ 編集]
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