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 (No706) 歌舞伎その1
2015年03月29日 (日) | 編集 |
What's up





両国記の影にすっかり


隠れてしまいましたが


歌舞伎もしっかり観に行ったので


ようやく重い腰をあげて


紹介して行こうと思います


今頃


そんな声が聞こえてきそうですが





三が日が明けてすぐ


相撲観戦より早く



▲チケット


を握り締めて行って来ました



▲新橋演舞場


昼間の部だったのですが


かなりの人が来ていて入口付近は


大変混雑していました





また、お正月だった事もあり


立派な門松なんかも立っていましたよ








玄関飾りもしっかり飾ってあって


今年は和に触れようという


目標を掲げている私にはピッタリの


演出なんではないかと思いました








ところで・・・


私と友人は初歌舞伎だったので


本当は歌舞伎座へ


行こうと考えていたのですが


歌舞伎ツウの友人から


分かりやすい演目の方が楽しめるよ


と、アドバイスを貰ったので


それを踏まえて選んだ演目はコチラ






▲石川五右衛門


主役の石川五右衛門は市川 海老蔵


悪役のワンハンは中村 獅童


豊臣秀吉は市川 右近


茶々は片岡 孝太郎 etc・・・





歌舞伎に詳しくない人でも


一度はTVや雑誌や映画などで


見聞きした人ばかり出ている


キャストだったのでミーハーな


私達にはちょっと嬉しかったです


ポスターの隣には大入りと書かれ


積み上げられた



▲酒樽


凄く迫力がありました


そうそう


ブログで仲良くさせて頂いている方から


劇中解説してくれるイヤホンを


借りた方が良いと教えてくれたので


早速借りに行こうとしたところ


ちょっとした





イヤホン貸出窓口へと足を運ぶと


近くにいたオジ様が話しかけてきたので


話の流れで、初心者にはイヤホンが


あった方がいいですよね


と尋ねると


難しい事なんかを解説してくれるから


より楽しめると思いますよ


と教えてくれました


するとそこに別のオジ様が





を入れてきました


そのオジ様いわくイヤホンは


観劇の邪魔になるし


石川五右衛門は歌舞伎初心者でも


十分楽しめる演目なので必要ない


と、熱く語られました


どうしてもと言うのなら


パンフレットを買って


劇が始まる前に読めば理解出来る


そう力説したところで最初のオジ様が





反論を唱え始めたのです





ちなみに、この人のオジ様同士は


知り合いでもなんでもないそうです


挙句の果てには


ケンカになりそうなぐらい


険悪な雰囲気になってしまったので


私と友人が取った行動は



▲イヤホン



▲パンフレット


両方とも





してやりましたとも





両方手に入れた事で


事無きを得た私達でした


会場の中のロビーには


歌舞伎があしらわれた



▲巨大羽子板


が飾られていました





そしてそのお隣には巨大な



▲鏡餅


始めは作り物かと思って


近くまで寄ってみると


本物のお餅で出来ていました





一体何人前あるのか


ある意味そっちの方が


歌舞伎より気になります





続く・・・


今日の一言


『イヤホンで オジ様二人 ケンカする


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 (No707) 歌舞伎その2
2015年03月30日 (月) | 編集 |
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本日は歌舞伎 その1の続きです


開演分前


席に着こうと中へ入ると


目の前にはTVなんかで観た事がある



▲緞帳(どんちょう)


歌舞伎カラーとでも言うのでしょうか


今回は清水の舞台から


飛び降りる気持ちで奮発して


前から番目の花道寄りの真中の席を





してみました








新橋演舞場は初めて中に入りましたが


席が


と言う間に完売したそうです





ところで・・・


石川五右衛門という名前は


聞いた事があっても


よく分からない人の為に


簡単なあらすじをご紹介します


興味のある人はどうぞ





秀吉が天下を治める時代。

洛中のある賭場で、五右衛門(海老蔵)を騙して捕らえようとした段蔵(猿弥)だが、五右衛門は習い覚えた忍術を使って打ち倒す。やがて、秀吉の情を受けるお茶々(孝太郎)と出会い、恋に落ちる。五右衛門の子を身ごもったお茶々は憂いに沈むが、その様子を見て何かを悟った秀吉(右近)は、五右衛門と南禅寺の山門で密かに会う。お茶々の子の父親が自分であると告げる五右衛門に秀吉は驚かず、ある話を語り始める。その話を聞いた五右衛門は咲き誇る桜を背景に「絶景かな、絶景かな」と晴れやかに山門から世界を見渡す。

ところは変わって中国大陸は満州にある臥龍城。ハダ女真族を率いるワンハン(獅童)は将軍の櫻嵐女(笑三郎)をはじめ女性ばかりの軍隊を使って悪逆非道を行っていた。そしてワンハンの望む理想の女性が日本にいると聞き、その女性お茶々をさらうために櫻嵐女たちを差し向ける。

ワンハンのもとにさらわれたお茶々を取り戻すために五右衛門も中国へ向かう。櫻嵐女との戦いのなかで五右衛門は大海原へと放り出されるが、建州女真族のヌルハチ(九團次)に助けられる。共通の敵がワンハンと知った2人は、義兄弟の契りを結び、お茶々救出のために戦うことになるが…。


どうですか


ちょっと面白そうでしょう


でもですね・・・





しながらも


チンプンカンプンだったら


どうしようと思っていると


賭博のシーンから始まり


石川五右衛門(海老蔵)が


名を名乗る際


拙者の名前は市川海老蔵


あっ間違えた


石川五右衛門でござる



と台詞を言った時には


会場で笑いが起きました


私も友人も歌舞伎って


伝統を重んじた堅苦しいもの


そう思っていたので


私も友人もこの一瞬で


心を鷲掴みされてしまいました





そこからが早かった


観劇中は写真撮影は





なので雰囲気だけで味わって頂く為に


参考資料写真をいくつかご紹介します






▲海老蔵(楼門)



▲團十郎(右) 海老蔵(左)



▲海老蔵(鯱つかみ)



▲海老蔵(大屋根)



▲海老蔵(左) 中村獅童(右)


繰り返しになりますが


私も友人も初歌舞伎だったので


この舞台が他の演目や演出に比べると


どうなのか判断出来ません





でもストーリー自体は単純明快でしたし


台詞回しも想像していたよりも


遥かに現代語で分かりやすかったです


また、照明やスピードの緩急により


視覚的な面白さを出した立ち回りや


壮大な



▲南禅寺山門


の場での有名な台詞


『絶景かな、絶景かな』は見事でしたし



▲海老蔵


更にラストのダイナミックな


宙乗りは圧巻の一言に尽きました





もう本当に驚くほど


と言う間の


時間半でした


話しは少し変わりますが


二幕目が終わると


分の休憩がありました


その間に食堂に行って


食事をする人もいれば


前もってお弁当を買って


席で食べる人もいます


私達は入口で売っていたお弁当を買って


席で食べる事にしました


そのお弁当はコチラ






▲お芝居みます弁当


このお弁当を選んだ決め手は


お弁当のネーミング


ストレート過ぎますがウケました


お弁当の中身は



▲幕の内


見た目が華やかで


とても美味しそうでしょう





お値段はコンビニ弁当と比べると


少々高めではありますが


実際とても美味しかったです


舞台が終わり表に出ると


ずら~と並んだ



▲観光バス


全部で台も来ていました


改めて歌舞伎の人気に驚きました


歌舞伎の魅力が分かった今では


私もハマってしまいまそうな勢いです


年内中にもう一回ぐらい歌舞伎を


観に来ようと友人と約束しました





という事で、如何でしたか


ちょっとでも歌舞伎の魅力が


伝われば幸いです


歌舞伎をまだ観た事がない人は


凄く楽しいので


是非一度足を運んでみて下さいね


次回は番外編です


今日の一言


『海老蔵の 歌舞伎の演出 凄かった


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 (No708) 歌舞伎その3
2015年03月31日 (火) | 編集 |
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本日は歌舞伎 その2の続きです


今回も色々お土産を





まず紹介したいのはコチラ






▲坂田金平 ごぼう煎


先日紹介した為朝 玉ねぎ煎


同じシリーズです


ちなみに・・・


パッケージのイラストの坂田金平は


あの、まさかり担いだ



▲金太郎


の息子さんなんですって





パッと見は普通のおかきですが


国産のごぼうを丸ごと生地に


練りこんであるそうで意外と





次に紹介したいのはコチラ






▲中村藤吉シリーズ


何故か分からないのですが


お土産屋さんの中で





フェアーをやっておりまして


京都で有名な中村藤吉の


抹茶飴、ほうじ茶飴、ほうじ茶チョコを





しちゃいました





以前、中村藤吉本店に訪れた際


お土産に買って食べてみたら


美味しかったのですが東京で


手に入るとは思わなかったので


嬉しかったです


最後に紹介したいのはコチラ






▲歌舞伎フェイスパック


流行っているのは知っていたので


買わずにはいられませんでした





早速白いパッケージの方を


開けてみると中は



▲解説書


歌舞伎や隈取について


色々記載してありました


読んでみると興味深かったです





何種類もある隈取の中から


パックになったのはこの








右側の赤いパックは


「しばらく~」の掛け声と共に登場し


超人的な力で人々を悪人から


救い出すヒーローの役柄の



▲鎌倉権五郎景政の隈取


右側の青いパックは


壇ノ浦で滅ぼされた平家一門の


恨みを晴らそうと


源の義経と弁慶が乗る船に


襲い掛かる



▲平知盛の霊の隈取


なんだそうですよ





もう一つの赤いパッケージの方を


開けてみると中は同じく



▲解説書


ただ、こちらは主に縁起物用に


作れたパックらしく「寿」と書いてあり


説明もそれにちなんだものでした





そんな縁起物の隈取の中から


パックになったのはこの








左側の赤いパッケージの方は


五穀豊穣を祈る日本古来の


伝統芸能の三番叟を


糸操りの趣向で演じる楽しい舞踊の



▲戯れ隈


よく見ると一富士二鷹三茄子が


顔にあしらわれておりました


確かにおめでたいですね





右側の白いパッケージの方は


父の仇・工藤祐経を打つ


曽我十郎・五郎の演目で


様式美に溢れ、めでたい演目として


上演されている



▲曽我五郎のむきみ隈


という事で・・・


皆さん心の準備はいいですか


さっそく使ってみました











お土産として渡した


友人人と友人のお母さんまでもが


装着後に写メを送ってきてくれたので


一緒にアップしちゃいました





もちろん私も写っています


なかなか似合うでしょう


皆さんもお土産を買う時の


参考にしてみて下さいね





今日の一言


『隈取りの フェイスパックで 皆披露


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 (No781) 歌舞伎2 その1
2015年07月13日 (月) | 編集 |
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歌舞伎そばで腹ごしらえをした後


約半年振りに歌舞伎鑑賞をしに



▲チケット


を握り締めて銀座にある



▲歌舞伎座


にぃ~~~





前回は新橋演舞場だったので


初の歌舞伎座にちょっと





もちろん建物の前を通った事は


何度もありますが中に入るのは


初めてだったので歌舞伎ツウの


友人が早く来ないか


待ち合わせ場所の歌舞伎座の脇にある



▲歌舞伎稲荷大明神


前で待っていると


時間くらい





と連絡が入りました


でも開場まで約時間もあったので


途方に暮れていると





すぐ様友人から追加メールが届き


地下広場に行くよう促されました


言われた通り行ってみると


売店や食事処が


所狭しと並んでいました






▲木挽町広場



▲木挽町広場


歌舞伎座の真下に無料で入れる


広場があったなんて





全ての演目が終わる頃には


お店が閉まってしまうとの事だったので


先にお土産を購入しました


どんなお土産を買ったかは


いつものように後日紹介します


何だかんだで時間くらい


時間を潰せたので


友人にあとどれくらいで来れるか


メールしてみたところ





仕事が終わらないので


ギリギリになりそう


との連絡をもらいました





仕方がないので


どうにか時間を潰せないか


案内板を確認したところ


エレベーターで階まで上がると


屋上庭園に出れるとあったので


さっそく行ってみる事にしました


階に着くと


目の前にはお土産屋さんがあり


その隣には外国人が好きそうな


着物姿の



▲顔出しパネル


平日の夕方だったせいか


人もあまりいなかったので


やるよねぇ








似合います


パネルとは反対側にあり


無料で入る事が出来る



▲屋上庭園


たいして広くはありませんが


交通量の激しい晴海通りが


すぐ下に広がっているなんて


嘘のように優雅な空間でした





入口に立っただけで


お庭全体が見渡せますが


歌舞伎の先人に敬意を表して作られた



▲先人の碑


というのがありました


この碑を挟んで置いてある瓦は


期歌舞伎座の


屋根瓦なんですって


現在の歌舞伎座は


期のはずなので


リニューアル前の旧歌舞伎座の


屋根瓦という事になるんでしょうね





お庭の中央に植えられていたのは


歌舞伎の創始した事で知られる


出雲阿国(いずものおくに)から


名前を付けられた



▲阿国桜


と言う枝垂桜がありました


春には見事な桜の花が


見られるんでしょうね





そして歌舞伎作家


河竹黙阿弥(かわたけ もくあみ)の


自宅の庭に置かれていた



▲石燈籠


がありました


ちょっとした空間の中にも


歌舞伎が感じられるなんて


凄いなぁと思いました


続く・・・


今日の一言


『お土産が 集まる広場 地下にあり


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 (No782) 歌舞伎2 その2
2015年07月14日 (火) | 編集 |
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本日は歌舞伎2 その1の続きです


歌舞伎が始まる時間まで


友人と合流出来ない事が分かった私は


空中庭園に出るも


一瞬にしてやる事がなくなってしまい


再度途方に暮れてしまいました





すると同じフロアにあった



▲歌舞伎座ギャラリー
体験空間 歌舞伎にタッチ展


というのが目に入り


暇潰しに入ってみる事にしました





通常の入場料円のところ


歌舞伎チケットの当日券を見せると


円割引になって


ちょっとだけお得になるそうです





そんな訳で私も少し割引がききました






▲歌舞伎座ギャラリー チケット


あまり期待せずに入ったのですが


まず最初に目に飛び込んできた



▲歌舞伎の馬


に思わず


テンションが上がってしまいました





しかも乗れるんですよ








普通の馬に比べれば目線は下ですが


かなりシッカリした造りで


見た目よりもサイズが大きくて


気分はすっかり歌舞伎役者





本来は前と後に人が入り


重い馬に入って芝居をするそうなので


中の役者さんは大変ですねぇ


その馬の脇に置かれているのは


仮名手本忠臣蔵の五段目に


登場するらしい



▲猪


その隣には初めに出てきた


馬よりも小さな



▲ほにほろ


と呼ばれる


陣門・組打で遠見の子役が使う


馬が展示されておりました


反対側の壁には



▲小道具類


がずら~と展示されておりました


隣の部屋へと移動すると


大道具さんがこの展示の為に描いた



▲描き下ろしの背景をバック


に船や籠に乗る事が出来ます


先ずは



▲鈴ヶ森


という舞台の背景をバックに


駕籠が置いてありました



▲駕籠


もちろん乗る事が出来るので





的な事もやってみたのですが


周りに誰もいなかったので


写真を撮ってもらえませんでした


気を取り直して・・・



▲擬音体験コーナー


どれが何の音を出すか





手前の大きな茶色い籠が波ざるで


小豆が入っているのですが


かなりリアルに


海の波の音に聞こえます


大きな団扇はその名の通り


雨団扇(あまうちわ)で手首で


回すように振ると雨の音がしました





最後は魯(ろ)の音と呼ばれるもので


川を渡る船を漕ぐ音に聞こえました


それらを合わせて隣に展示されている



▲船


に乗って音を合わせたりも


出来ちゃうんですよ


ただですねぇ・・・


一つ一つは体験出来るのですが


同時にとなると複数の人数が


必要なので今度は友人と


一緒に来ようと思いました





隣の部屋へと移動する途中には



▲歌舞伎Q&Aコーナー


というのがありました


歌舞伎の成り立ちや


歌舞伎という言葉の意味などが


説明されており読んでみると





と、子供でも分かるよう


分かりやすくまとめられており


なかなか興味深かったです


次の部屋へと移動すると


吉原仲之町の舞台背景をバックに



▲美しい衣装


が飾られておりました


左から順に


伊達傾城(だてげいせい)の衣装


「助六」揚巻の俎板帯(まないたおび)


「助六」揚巻の衣装だそうです





と言いたいところですが


歌舞伎に全く詳しくない私は


いまいちピンと来ません


これらの豪華な衣装は花魁のもので


助六とはこんな感じだそうです






▲助六(参考資料)


衣装は手に取ってみる事は





なのですが見た感じで


随分重そうに感じました


それもそのはず



▲揚巻全ての衣装の重さ


を見てみると衣装だけで





Kgもあるんですよ


更にかつらや下駄なんかも合わせたら


Kgもあるんですって


私なんかが衣装を着たら


優雅に動くどころか


その場から動けなくなりそうです





そして実際の小物がコチラ








かつらだけでKg


下駄の重さはKg


また下駄の高さはcm


それらを近くで見ると


大きさが一目瞭然でした








歌舞伎役者が性しか


演じる事が出来ないのは


これも一つの理由かもしれませんね


続く・・・


今日の一言


『花魁の 衣装は豪華 でも重い


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